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執筆バージョン: Unreal Engine 5.7
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UE5.6以降の一部のビューポートには、ビュー内にあるメニューの内容をボタンにできる機能があります。
正式名称がわからないので、以後「ボタン化」と呼びます。
UE5.5で試してもできなかったので、エディタ関連のUIが大きく変更された5.6からできるようになった機能だと思います。(UE5.6.1とUE5.7.4で試して確認しました)

ボタン化できるメニューは、ビューポートの右上にある一部のメニューに限ります。以下の図のメニューをプルダウンした中の項目が対応しています(ただし、一部不可なメニューがありました)。

出し方
ボタン化したいメニューを選択するときに、Shiftキーを押しながらクリックします。これでボタンになってビューポートの左隅に出現します。

ボタン化するとビューポートの左から並ぶようになっていますが、各カテゴリーごとに順番が決まっているようなので、好みの順に並べていくことはできません。ボタンをドラッグして並び替えもできません。
全部のメニューがボタンになるわけではなく、トグルボタンかチェックボックスに限るようです。スライダーや数値入力などがついたメニュー項目はボタンにできません。

消し方
●ボタンの上でShift+クリック
消したいボタンの上にマウスカーソルを置き、Shiftキーを押しながらクリックすることで消せます。
●右クリックから
ボタン化してあるメニューを右クリックするとオプションが開きます。右クリックしたボタンの名称が表示されています。
一番上はRemoveで、右クリックしたボタンのみを消すメニューです。真ん中はAll But なので、右クリックしたボタン以外のすべてを消します。一番下はAll Commands で、選ぶと全部消えます。

注意
ボタン化した内容は作業していたエディタウィンドウを閉じても保持されているので、どこかに保存されているようなのですが、一部のメニューはエディタウィンドウを閉じるとボタン化していた項目が消えてしまいます。完全に調べきれたわけでは無いのですが消えるメニューは、Perspective(カメラ)メニューの一部と、ViewModeメニューのほぼすべてです。

さらに、以下の図にあるメニューはボタン化ができませんでした。
●LitやUnlitを切り替えるViewModeのメニュー内の3項目とそのサブメニュー。

- GPU Skin Cache
- Buffer Visualization
- Visualizers
●右上隅にあるPreview Sceneアイコンのメニュー上から3項目。

- Epic Headquarters
- Gray Wireframe
- Gray Ambient
有効なビューポートと無効なビューポート
●ボタン化が動作するビュー
- スケルタルメッシュエディタ
- スケルトンエディタ
- フィジックスエディタ
- アニメーションBPのプレビュー
- アニメーションシーケンスエディタ
- アニメーションモンタージュエディタ
- ブレンドスペースエディタ
- Aimオフセットエディタ
- ポーズアセットエディタ
- デフォーマーグラフのプレビュー
- ControlRigエディタ内のプレビュー
●だめだったビュー
- メインのレベルエディタのビューポート
- ActorなどBPエディタ内のビューポート
- スタティックメッシュエディタ
- マテリアルエディタのビューポート
- ナイアガラのプレビュー
- メタヒューマンパフォーマンス用エディタ
- ヘアグルームエディタ
- などなど
UE内の全部のエディタを試したわけではないのですが、こうしてみるとキャラクターとアニメーション関連のビューポートに偏っている印象があります。
キャラクターのエディットや確認では、ボーンの表示と非表示の切り替えやTopやSide等のカメラの変更、ライティングの変更などわりと頻繁にアクセスするメニューが多いので、ボタンにできるのは地味に便利でした。なんだか裏技みたいな機能ですが、使えるものは使っていきましょう。
参考資料
以下のリンクの動画でちょっと解説されていました。
Epic Gamesアニメーション部門のソリューションアーキテクトで、公認インストラクターでもあるステファンさんのYoutubeチャンネルです。リギングとアニメーションに関する動画が多数ありとても参考になります。(ノリが独特ですが)
Proj Prod
https://www.youtube.com/watch?v=tY7IXwzw1u0&t=5s