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2014.10.23UE4UE/ Matinee

[UE4] アンリアルエディタでの動画撮影方法

今回は、アンリアルエディタ上での動画撮影方法をご紹介します。

もちろん外部ツールを使う方法もありますが、エディタの機能を使ってしまえば、他の人に見せるためやデバッグの際など、お手軽に撮影することが可能です。

ちなみに、この方法では現在、サウンドは反映されないようなのでご注意下さい。

 

アンリアルエディタでの動画撮影には、2つの方法があります。

順番にご紹介していきます。

 

1.MatineeのMovie機能を使った撮影

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※ 2019/04/25 追記
現在はSequencer(シーケンサー)というツールに置き換わっているのでMatinee(マチネ)は非推奨です。
Sequencerについては、公式ドキュメントを参照ください。
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Matineeエディタ内からゲームを起動し、そのプレイ画面をキャプチャーする機能です。

Matineeエディタ内に起動ボタンがありますが、Matineeを再生する必要はありません。該当のMatineeが再生されていなくても、特に問題無く撮影されます。

 

まず、Matineeエディタの右上の、「Movie」ボタンを押します。

Matineeエディタの基本操作については、以前のブログ記事をご覧下さい。

 

「Movie」ボタンを押すと、↓のようなウィンドウが開きます。

「Capture Type」で出力形式を選択します。

「AVI Movie」の他、bmp, png, jpg での連番画像での出力に対応しています。

 

「Turn on Cinematic Mode」は、以前の記事で紹介したMatineeActorのプロパティと同様の機能です。

プレイヤーの操作などを無効化出来ますが、Matinee再生中以外は通常通り操作可能です。オフにしておけば、通常のゲームプレイと同様の状態で撮影出来ます。

 

「OK」を押すと、指定した解像度で別ウィンドウが開き、撮影が始まります。

ウィンドウを閉じると撮影が終了します。

 

撮影したファイルは、プロジェクトのフォルダ(.uprojectファイルの場所)以下の下記の場所に保存されています。

動画:Saved/VideoCaptures

連番画像:Saved/ScreenShots/Windows

 

 

2.コンソールコマンドからの撮影

コンソールコマンドから、撮影の開始と終了を叩くことが出来ます。

コマンドはそれぞれ、「StartMovieCapture」と「StopMovieCapture」です。

 

特に下準備なく、実行中に行うことが出来るので、覚えておくとデバッグの際に便利だと思います。

画面の解像度は、実行中のビューポートのものになります。

 

コンソールコマンドはBlueprintからも「Execute Console Command」という命令で呼び出すことが出来るので、ロジックを組み込めばゲーム中の特定のタイミングで撮影することも可能です。

手動で撮影したい場合は、↓のように組んでおくと簡単です。

 

この方法で撮影したファイルも、先ほどと同様、プロジェクトのフォルダ(.uprojectファイルの場所)以下の Saved/VideoCaptures フォルダに保存されます。

 

作った作品の公開に、チーム開発のデバッグにと、ゼヒ活用してみて下さい。