[UE4] Matineeでカットシーン制作(1) Actorを登録して動かしてみる

09.19

[UE4] Matineeでカットシーン制作(1) Actorを登録して動かしてみる はコメントを受け付けていません。

matinee1

ゲーム開発だけでなく、映像作品の制作にUE4を使う事例も増えているようです。

UE4で映像作品を作る場合、ゲームのカットシーンと同様の手順で制作することになります。

 

UE4のカットシーン制作にはMatineeと呼ばれるシステムを使用します。

今回からの連続記事で、Matineeを使ってカットシーンを作る方法をご紹介していきます。

 

1.Matineeエディタを起動する

まずは、Matineeエディタの画面を開いみましょう。

画面上部のMatineeボタンを押して、「Add Matinee」を選択します。

Matineeエディタを開くとUndo(Ctrl+Z)出来なくなりますよ、という警告が出ますが、「Continue」を押して進めます。

 

画面は↓のようになっています。簡単に画面を説明します。

    1. Matineeエディタを開くと、MatineeActorがレベルに追加されます。これは、そのActorの名前です。SceneOutlinerから確認してみましょう
    2. タイムスライダです。赤い三角で囲まれた範囲がカットシーン全体の尺になります。緑の三角はプレビュー用のループ範囲です。黒い縦棒が現在のフレームで、左下に緑の文字で表示されています。
    3. 再生や停止の操作用ボタンです。
    4. トラックを追加するエリアです。
    5. カーブエディタです。
    6. スナップの設定です。タイムスライダを操作する際に、キレイな値にスナップ出来ます。
    7. キーフレームを追加するためのボタンです。

 

2.カットシーンの時間を設定する

まずは、カットシーン全体の時間を設定します。

タイムスライダの赤い三角をマウスで左ドラッグし、範囲を延ばしていきます。

キレイな数値に収めるには、スナップを有効にしましょう。

 

 今回は、10秒に設定しました。

 

3.Actorを登録する

次に、カットシーンにActorを登録します。

今回は、空のシーンに最初から配置されている椅子を動かしてみたいと思います。

 

    1. まずは、Matineeエディタからメインウィンドウに戻って、登録したいActorを選択します。
    2. トラックのエリアを右クリックして、
    3. 「Add New Empty Group」を選択します。グループ名の入力欄が出てくるので、今回は「ChairGroup」と命名します。

これで「ChairGroup」が追加されます。グループを選択したり選択を外したりすると、連動して登録したActorが選択されるのを確認して下さい。

続いて、このグループを動かすために、移動用のトラックを追加します。

「ChairGroup」を右クリックして、「Add New Movement Track」を選択して下さい。

↓の画像のようになればOKです。

 

4.キーフレームを追加してActorを動かす

上記のトラックの登録が済めば、最初から0秒目に初期位置でのキーフレームが打たれています。

続けて、10秒目にキーフレームを打ってみます。

 

    1. まずは、タイムスライダをマウスで左ドラッグして、目的の時間に合わせます。
    2. 目的のActorを移動させます。
    3. Movementトラックを選択して「Add Key」ボタンを押します。
    4. 赤い三角が、追加されたキーフレームです。

これで、0秒と10秒のタイミングにキーフレームが打たれた状態になりました。

「Play」ボタンを押して再生すると、椅子が移動する様子が確認できるハズです。

 

5.キーフレームを編集する方法

一度追加したキーフレームは、そのキーフレームを選択した状態でActorを移動させると、値を編集することが出来ます。 

また、キーフレームを右クリックして「Set Time」を選択すると、直接数値でタイミングを移動することが出来ます。

 

もっと詳細に編集したい場合は、カーブエディタにアニメーションカーブを表示して、直接編集することも出来ます。

トラックの右部分にある小さな四角を押すと、カーブエディタにそのトラックのキーが表示されます。

ちなみに、その左側の緑の四角は、ビューポート上の移動経路プレビューのON/OFFです。

 

もっと細かく、個別に制御したい場合は、「Movement」を右クリックして「Split Translation And Rotation」を押すと、軸毎の移動と回転を個別に指定できるようになります。

ですがまず最初は、キーを選択してビューポート上で操作する方法がオススメです。

 

 

Groupを複数作り、それぞれのMovementトラックを編集していけば、複数のActorをそれぞれ自由に動かしていくことが可能です。

まず今回はココまでです。

次回は、カットシーンには欠かせない、カメラアニメーションを行う方法をご紹介したいと思います。

 

[UE4] Matineeでカットシーン制作(1)Actorを登録して動かしてみる
[UE4] Matineeでカットシーン制作(2)カメラを動かす、切り替える
[UE4] Matineeでカットシーン制作(3)アニメーションの再生、切り替え
[UE4] Matineeでカットシーン制作(4)Blueprintからの再生制御
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る