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2020.11.11UE4

【UE4】Cinematic Viewport を使ってみよう!

執筆バージョン: Unreal Engine 4.25

■ごあいさつ

こんにちは、プランナーの谷口です。

このご時世のため、
おうちにいる時間がこれまでより長くなり、
ドラマ・映画・漫画などに触れる時間が以前より増えました。

私の中では「時間的余裕」は「精神的余裕」と直結しており、
これまでは追われるように消化していたものを
じっくり楽しむことができるようになった気がします。

気になるシーンやいいなぁと思ったシーンがあれば戻したり止めたり…
至極当たり前のことなんですが、
改めて、演出ひとつでそのシーンの見え方や感じ方って
変わるよなぁ、大事だよなぁ、と思いました。

 

…というわけで、今回は、

Cinematic Viewport -シネマティックビューポート-

というものについて説明したいと思います!

 

—————————————————-

Cinematic Viewportって何?

 

スクリーンショットをいい感じに撮影したい時や、
カットシーンなどをいい感じに作成したい時等に役立つ機能です。

 

グリッドラインやアクションセーフ等をビューポート上に表示します。

▼使い方

1.ビューポートの左上から、ビューポートタイプを「Cinematic Viewport」にする。

 

2.右上に「Cinematic Viewport Overlay」ボタンが出るので、押す。

 

3.メニューが出るので制作シーンに合わせて選択する。

 

▼メニュー詳細

①.Disavled:以下②~④の表示を無効化する。

②.Grid(3×3):3×3のグリッドラインを表示する。

 

③.Grid(2×2):2×2のグリッドラインを表示。

 

④.Crosshair:十字線の表示。

 

⑤.Rabatment:ラバットメントの表示。

 

⑥.Tint:グリッドラインの色変更。

 

⑦.Action Safeの表示。

⑧.Title Safeの表示。

⑨.Custom Safeの表示。

 

⑩.Letterbox Maskの表示。

 

 

以上となります。

いい感じに使いこなして、いい感じの画にしましょう!
シーケンサでの確認に役立ちます。

確認方法は以下をご覧下さい。

▼シネマティックス ビューポートを有効にする
https://docs.unrealengine.com/ja/Engine/Sequencer/HowTo/ViewportOptions/index.html