
正式発表に先立ち「Build: Tokyo’25 for Automotive」で新たなHMI技術デモ「historia HMI Realize」を展示いたしました。
本デモの詳細は後日正式に公開いたします。ご希望の方には本デモや本デモの動画を先行して提供可能なので、こちらからお気軽にお問合せください。
デモ内容
近年の自動車のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)は、従来の2D表示から、より表現力に優れた3Dグラフィック表現へと移行しつつあります。
2Dと3Dでは表現手法が大きく異なるため、デザイン設計や描画処理に対するアプローチも見直しが求められます。中でも、どこまでリッチな表現を実現できるかは、現世代および次世代の車両開発における重要な検討ポイントの一つです。
Unreal Engineは、適切な設計と最適化の知見を組み合わせることで、豊かなビジュアル表現を比較的低い処理負荷で実現可能なエンジンです。
本デモでは、「リッチなビジュアル」と「最適化」の両立をテーマに掲げ、実車環境での運用を想定した処理負荷内で、高品位な3D HMI表現の構築に取り組みました。
Build: Tokyo’25 for Automotive デモ環境
使用端末:Samsung Galaxy Tab S7(2020年8月発売)
本コンテンツの特徴
1. HOME画面
現在時刻、バッテリー残量、外気温などの基本情報を常時表示し、必要な情報にすばやくアクセスできます。また、天候や時間帯の変更も行えます。
さらに、視点を自由に動かすことで、車両をさまざまな角度から確認することができます。

2. 走行シーン表現によるADAS画面
ADAS画面では自車の走行だけでなく、周囲の車両もリアルタイムで表示。(周辺状況はダミーデータです)
現在速度や法定速度といった安全運転に必要な情報を画面上に明示し、快適で安心なドライブをサポートします。

3. その他コンテンツ

その他、3DUIのデモとして搭乗者の気分を変えるための車体色変更や、おまけコンテンツが入っています。
ヒストリア・エンタープライズでは、自動車業界向けに多様なコンテンツを制作しております。
Unreal Engineを活用したHMIやビジュアライズ、ビジュアライズツールの開発をはじめ、シミュレーション環境の構築や機械学習向けデータ生成など、10年以上にわたり幅広い分野での実績があります。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。