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2022.09.21UE5UE/ 初心者向け
執筆バージョン: Unreal Engine 5.0 |
こんにちは。
突然ですが、この表示に見覚えはありますでしょうか?
はい、オートセーブ表示ですね。皆さんキャンセルするのでは無いでしょうか。
UE5・UE4を編集していると、ブループリントの試行やレベル配置時のミスで
エディタがクラッシュするということは比較的あります。
その際保存し忘れてたり、レベルが壊れてお手上げ状態!になるケースもあります。
ここでオートセーブが大変役に立つ!…はずなのですが
「UE4 オートセーブ」で検索すると「消す方法」とサジェストが出てきたり
周辺に聞いても、オートセーブはあまり使用されている感じがしません。
(という自分もほとんど使っていませんでした…)
というわけで、オートセーブの設定を見直してみましょう。
まずはオートセーブの設定を開きましょう。
「EditorPreferenses…」を開き「Loading&Saving」をクリックします。
「AutoSave」の欄がオートセーブに関する設定です。
オートセーブは、主にユーザーの操作がなくなってから数分後にオートセーブを走らせるみたいです。
ここを変更すれば、オートセーブを有意義に利用できるかもしれません!
※数値の意味合いは以下の通りです。
Frequncy in Minuter [頻度(分)]
└再警告のまでの時間
Interraction Delay in Seconds[インタラクション遅延(秒)]
└ユーザー操作が無くなってから、オートセーブが走るまでの時間
Warning in seconds [警告]
└オートセーブ警告の表示時間
ということで、個人的にちょうどよかった設定をご紹介します。
コンセプトは「Twitter監視してたらバックアップを取ってくれてた」です。
「Twitterを監視しているであろう時間」を入れています。
3分もエディタを触らないなら、離席をしているかマーケットプレイスを眺めているかYoutubeかTwitter監視してますよね。
その隙に保存してもらいます。
離席中の自動保存がコンセプトなので、警告は出さなくてもよいかなと思っています。
あとパソコンを触る人間にとって、「警告」が出たら反射で「キャンセル」を押したくなりますからね…
1度のオートセーブが入ると、エディタが編集されない限りオートセーブされません。
そのため「放置していたら大量の複製ファイルが…しかも全部同じ!」
みたいなことにはなりません。
ただし作業方法によっては、オートセーブされたファイルが多く生成されますので
自分のやり方に合わせて調整してみてください。
増えすぎたり、いらなくなったバックアップのファイルは定期的に整理することをお勧めします。
パス:\UE4[プロジェクト名]\Saved\Autosaves より下の階層に生成されます。
エディタからは開けないのでエクスプローラーで開くのですが、
階層が微妙に深く使いづらいので
ショートカットとか作っておくと便利です。
オートセーブは自分に合った調整すれば、本来のバックアップ機能を果たせると思いますので
ぜひご活用ください。
Q.オートセーブ警告、消しても消しても出てくる気がする…?
A.オートセーブ警告をキャンセル=警告を延長しているだけで、何度も聞かれます。
この警告はオートセーブを実施するか、該当箇所を保存しない限りループで出てくるようです。
なので「資料を見てたら警告が出る→キャンセル→また資料を見てたら警告が出る」を繰り返しています。
頻度(分)のデフォルト値は15分毎なので、気になる方は頻度があっていないかもしれません。
この警告が出た場合は、編集内容を保存しましょう。