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2015.07.02UE4UE/ Plugin

[UE4] Plugin Creator

 

ずっと以前の記事ですが、UE4のプラグインの開発方法をご紹介しました。

プラグインによるエディタ拡張(1) 空のプラグインを追加する

ここで、プラグイン開発の際に最初にやらなければいけないのが、UE4のエンジンコード上から空のプラグインをコピーしてリネームする、という作業でした。

 

実は、最近のバージョンアップで、この単純作業を自動化してくれるツールが追加されています。

(UE4.8現在、BETA Versionとの表記が出ています)

今回は、こちらの使い方をご紹介します。

 

1.「Plugin Creator」プラグインを有効化する

「Plugin Creator」自体もプラグインとして実装されていますが、まだBETAということで、デフォルトではオフの状態になっています。

まずは、このプラグインを有効化する必要があります。

 

メインメニューから [Window] -> [Plugins] でプラグインエディタを開き、[Editor] カテゴリの「Plugin Creator」を探します。

見つかったら「Enabled」のチェックをONにして、UE4エディタを再起動します。

 

2.「Plugin Creator」からプラグインのひな型を作成する

プラグインを有効化して再起動すると、メインメニューの [File] に [New Plugin…] という項目が追加されています。

この項目を実行すると、↓のようなウィンドウが開きます。

最低限では、ウィンドウ左上部分の「Plugin name」欄にプラグイン名を入力して、右下の「Create plugin」ボタンを押せばOKです。

「Plugin Description」欄内は、.uplugin ファイルに記述される内容を設定可能なようです。

 

また、画面右側のタブは、プラグインのひな型の種類を選択出来るようです。

現時点では、下記の3つが用意されていました。

  • Blank … 空っぽのプラグインです。
  • Toolbar Button … UE4エディタのメインツールバーにボタンを追加するプラグインです。ボタンは押しても何も起こりません。
  • Standalone Window … ツールバーボタンを押すと、空のウィンドウを表示するプラグインです。

これは、おそらく今後拡張されるのではないでしょうか。

 

しかし、「Blank」だけでも、イチイチ複数のファイルやクラスをリネームする手間が省けるので、今までよりぐっと楽になります。

Marketplaceのプラグイン対応も近そうですし、是非プラグイン開発にも挑戦してみて下さい。