新年のご挨拶 2022年

新年、あけましておめでとうございます！

代表の佐々木です。旧年は取引先の皆様、そしてコミュニティの皆様には、本当にお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。今年も去年に引き続き、ゲームとエンタープライズで2種類の年賀状を作りました。ゲームは「Caligula2」よりキィとリグレット、エンタープライズは「The Market of Light」のメインビジュアルです。

2021年、ゲーム開発事業においては「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」のアップデート開発と、開発を担当した「Caligula2」のリリースが大きなトピックとなりました。特に「Caligula2」は初のマルチプラットフォーム同時発売のタイトルでもありました。無事に皆様のもとに届けられたこと、嬉しく思います。2022年は去年中にはお伝え出来なかったタイトルも仕込んでいますので、私たちにとっても楽しみな1年となりそうでワクワクしています。

エンタープライズ事業においては、メタバース系案件、自動車業界、放送業界、製造業案件をはじめとした様々なお仕事を、例年以上に頂きました。2021年をもって、一事業として軌道に乗せることが出来、ゲーム開発事業に次ぐ2つ目の柱として確立できました。チーム規模も徐々に増えており、2022年はますます楽しみな年となりそうです。しかしながら、エンタープライズ用途のリアルタイム業界は、ポテンシャルに対してまだまだ業界規模が小さいと感じているため、引き続き業界自体を盛り上げていければと思います。

ゲーム/エンタープライズ合同で制作したUnreal Engine 5 技術デモゲーム「The Market of Light」は、早いタイミングでUnreal Engine 5の特性を活かしたタイトルを自社からリリースすることが出来、Unreal Engine専門会社として一定の存在感を示せたのではないかと思います。（Epic Gamesの「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」より先にリリース出来て、本当によかったです(笑)）　2022年はUnreal Engine 5の正式リリースも控えているため、技術的な意味でもまた一層盛り上がりを見せる年になりそうで、今から楽しみです。

2021年はイベント/コミュニティ周りでは、新たに去年1月に稼働した配信スタジオ「Studio historia」が大活躍でした。常設の配信スタジオが出来たおかげで、オンラインイベントを多く行えました。毎年行っているぷちコンが今年も継続できたこと、そして、新たにEpic Games Japanの皆様と一緒に行った「アンリアルクエスト」「アンリアルクエスト２」は、間口を広げるイベントとして新たな可能性を開拓できたのではないかと思います。個人的な想いとして、イベントを行うときは「思い出に残るイベント」でありたいという気持ちがあります。去年からイベントがオンラインがベースとなり、どのような形でそれが実現できるかと考えてきましたが、そういう意味でも「アンリアルクエスト」は一定の成果を得られたと感じています。

弊社は設立以来、3期ごとを中期と定め、会社として1つずつステージを進めて参りました。2022年9月で今中期が終わり、2022年10月からまた新たな3年間がはじまります。次の3年を迎えるにあたり、そこにつながるような勝負を現在いくつか仕掛けてあります。

ぜひ、2022年のヒストリアもご注目頂けたら幸いです。

改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022.1.1
株式会社ヒストリア
代表取締役　佐々木 瞬