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2017.11.02UE4UE/ UMG

[UE4] UMGで手軽にマテリアルのパラメーターをアニメーションさせる裏技

通常、UMG上でマテリアルのパラメーターを使ったアニメーションを作りたい場合、

  1. UMGのEvent Graph上で、Dynamic Material Instanceを生成し、変数に格納し、Imageに割り当てる。
  2. “Set Scalar Parameter”で1で作ったDynamic Material Instance のパラメータを更新。

という手順になりますが、この方法ではUMGのアニメーション機能でパラメータの更新ができませんし、何より面倒です。

今回はBlueprintを一切使わず、手軽にUMG上でマテリアルのパラメーターを制御する方法をご紹介します。

 

マテリアル側の設定

VertexColorは唯一、UMGの”Image”に直接値を流し込む事ができます

これを利用して、まず下図のように消失アニメーションの更新に用いるパラメーターにVertexColorのAlpha値を繋ぎます。

UMG側の設定

新規で作成したUMGに、Imageを追加し、Appearance → Image に、先程作成したマテリアルをアサインしてください。

あとは普通に、アニメーションから”Color and Opacity”のAlpha値にキーを打つ事で、マテリアルのパラメーターを直接変更する事ができます。

RGBをあえてカラーに使わず、それぞれに別のパラメータを割り当てれば、最大4つのScalar Parameterを取り扱う事ができますね。

UIの表現の幅が広がるので、是非チャレンジしてみてください!