執筆バージョン: Unreal Engine 5.6
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今回は5.6から変わったビューポートツール周りで抑えておきたい点をピックアップしてご紹介します。
・Transforms tools
・Snapping settings
Transforms toolsについて
全体的にEditor Preferencesに入っていたものがここに表示されるようになったように見受けられます。便利ですね~

・Transform toolsの切り替え
Spaceberでの切り替えが馴染み深いですが、Q,W,E,Rがショートカットキーとして使用できます。
ショートカットキーアサイン表
Select Mode |
Q |
Translate Mode |
W |
Rotate Mode |
E |
Scale Mode |
R |
・ワールド、ローカル座標の切り替え
Ctrl+`にショートカットが割り振られていますが、US配列ではない方は別のキーにアサインしましょう!(Ctrl+Shift+@など……)
・Allow Translucent Selectionの切り替え
今まで表示はありませんが、Actorを選択する際に半透明が選択されてしまって困る際にTキーを入力して半透明を無視して選択していました。
本バージョンからON/OFFが視覚的にわかりやすくなっていますね

Snapping settingsについて
5.6からUIが一新していますね、詳しく見ていきましょう。

トグル形式で表示が追加されています。また、Surface、Location、Rotation、Scale以外のスナップが増えているようですね。
(Surfaceは私自身全然使ってこなかったのですが、UE5.5でもUI上にありました。)

・Surface snapを使用してみた
説明文には「オブジェクトをドラッグしたときに、オブジェクトがサーフェスにスナップするかどうかを切り替えます。」と記載があります。
使ってみましょう!
Surface snap OFF

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Surface snap ON

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オフセット値も調整できるため(上図の場合はオフセット値50)壁に合わせてプロップを配置する際に便利そうですね!
いかがでしたでしょうか?ぜひ5.6のバージョンを皆さん触れてみてください!良いレベル制作ライフを~