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2025.07.16UE5

[UE5]Animation deformerを使ってみよう!

執筆バージョン: Unreal Engine 5.5

こんにちは! 壺からMannyが出る動画から始めています

今回はAnimation Deformerを使ってMannyがスライムのように変形する紹介をしていきたいと思います。

~準備~

Animation deformerは実験機能の一部なのでPlug inを開いて『Animator Kit』と検索、チェックを入れて再起動してから使用します。

~種類~

・CRD_CameraSpaceLattice

・CRD_Lattice_数字×数字×数字(調整する箇所が増えるだけなので数字と記載しています)

・CRD_SculptDeformer

と3つありますが今回はCRD_Lattice_数字×数字×数字を使用していきたいと思います

~使用方法~

使用したいSkeletalMeshをレベル上に置き、Sequencerを作成します。

Sequencerに先ほどのSkeletalMeshを置きます。

該当のSkeletalMeshを選択して+をクリック➡Control Rig➡CRD_Lattice_数字×数字×数字を選択します。

(数字の箇所が2、3、4とありますがこれは調整する分割数になります
数が多いと滑らかに変形しますがその分調整箇所が増えるので大変になります)

するとモデル上に点がついた格子、SequencerにCRD_Lattice_3×3×3が出現します(今回は3×3×3を選択しました)。

SequencerのCRD_Lattice_3×3×3の中にあるLatticeDeformerを選択して影響させたい範囲に格子を調整します(この時に影響範囲を適当にすると後々調整が大変になります)。

格子にある点を選択して移動させるとMeshを変形させることができます。

また、SkeletalMeshを移動させると

のようになります。

 

こちらの機能はSkeletalMeshのものを変形させるものでStaticMeshのようなjointが無いものには機能しません。

さらにSequencer上の機能なので変形させたSkeletalMeshをAnim Sequncerなどにexportすることも出来ないようです。

 

以上、Animation deformerのCRD_Lattice_数字×数字×数字の紹介でした。
カートゥーン表現や一風変わったアニメーションを表現できるので是非、体験してみてください、ではでは~~