執筆バージョン: Unreal Engine 5.5
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こんにちは!
今回は、マテリアル内でColorCurveを使用して自由度の高いアニメーションの作成方法をお教えします!
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〇事前準備
マテリアルを作成し、アニメーションさせたいテクスチャを入れます。
「BreakOutFloat2Components」でUとVの値を分割し、その先で「MakeFloat2」で合体、
BreakOutFloat2Componentsから出ているRとGの値にAddを繋ぎます。

次に「CurveAtlas」と「ColorCurve」を作成します。
CurveAtlasを開いて、GradientCurvesのプラスボタンを押してIndexを追加し、そこに先ほど一緒に作成したColorCurveを設定します。


マテリアルに「CurveAtlasRowParameter」を配置し、前で作ったCurveAtlasとColorCurveを設定します。
そこにTimeとFracノードを繋いで、CurveAtlasRowParameterのRとGのピンをAddにそれぞれつなぐと…

なんと!ねこちゃんが楽しそうに左上にフェードアウトしていきますね!
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〇解説
仕組みはそんなに難しくありません。
もともとのRとG(UとV)の値に、ColorCurveから出力された値が足し算されているだけです!

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応用することで、かなり自由にアニメーションを作成することができます!
ぜひ挑戦してみてください!!