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2023.12.20UE5UE/ Mesh

[UE5]Skeletal Editorを使ってみよう!

執筆バージョン: Unreal Engine 5.3

こんにちは!

今回は『Skeletal Editor』を使用していきたいと思います

※今回紹介する『Skeletal Editor』はUnreal Engine5.3の実験機能です

『Skeletal Editor』を使用するとUnreal Engine内でMeshにSkeletonを入れて動かすことができるようになります。

さっそく作業を行っていきましょう!

まずはプラグインを有効にします

これで『Skeletal Editor』が有効になったので

さっそくStarterContentに入っている下記の円柱のStatic  MeshにSkeletonを入れてみたいと思います。

Meshを選択して右クリックでConvert to Skeletal Mesh(スケルタルメッシュに変換)を選択します。

Create New:新しくスケルトンを作成

Use Existing Skeleton:既存のスケルトンを使用する

Use Existing Skeletal Mesh:既存のスケルタルメッシュを使用する

が出てきます。

今回はSkeletonが入っていないStatic Meshなので『Create  New』を選択して新しくSkeletonを追加します。

これでまずはSkeletonとSkeletal Meshが作成できました。

Skeletonを動かすとMeshも連動するようになりました(下記はZ軸を加算した図です)。

Skeletonの位置は編集したいSkeletonを選択してEdit、DisconnectをクリックするとSkeletonを編集できるようになります。

編集したらAcceptを選択して編集完了となります

Skeletonを増やす場合は

親Skeletonを選択してEditの横のAddを選択

その後Skeletonを置きたい場所をクリックすればその場所にSkeletonが設置できます。

下記画像ははRootからSkeletonを増やした図です。

現状の状態ではSkeletonが増えただけで増えた分のSkeletonにはMeshは反応しないので

SkinのBind Skinで頂点がどのSkeletonにどのくらいに影響を受けるか設定していきます

(Edit  Weightsを使用して調整しますが今回はBind Skinのみでうまくいったのでそのまま使用しました)

(現状だとMeshの頂点が少なかったのでSkin、Remeshで頂点数を増やしました)

下記はSkinのweightsを割り振って曲げた図になります

このようにUE内にてSkeletonを追加して可動箇所を増やせるので

試してみてください。

またMirror Bonesという機能を使用してSkeletonを反転コピーできるものがあります。

下記画像は左足のみSkeletonを作成した図です

ここで反転コピーしたいSkeletonを選択して(現状だと左足の付け根)

Mirrorを押すと反転コピーすることができます

(反転コピーする際は反転する境界(Mirror Axis)を決定してから使用してください)

下記画像は反転コピーした図です。

 

このようにUnreal Engine内でもウェイトやSkeletonの追加などができるようになってきてますので

試してみてください。