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2015.11.19UE4UE/ 初心者向け
プロジェクト作成時には不要だと思ったStarterContent、後から欲しくなったことはないでしょうか?
わざわざ新規プロジェクトから移行しなくても、簡単に既存のプロジェクトに追加することが出来ます。
不要になったStarterContent内のアセット、削除したはずなのに、いつの間にか復活していた。。。 そんな経験は無いでしょうか?
プロジェクト作成時に追加されたStarterContent内のアセットは、削除しても復元されます。
今回は、この辺りのStarterContentの出し入れの方法をご紹介します。
***
StarterContentを含むプロジェクトを作り、Config/DefaultGame.ini の記述を覗いてみましょう。
下記のような記述があるハズです。
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[StartupActions] bAddPacks=True InsertPack=(PackSource="StarterContent.upack",PackName="StarterContent") |
実は、StarterContentは、最初に単にアセットがコピーされるだけでなく、「このパッケージをこのプロジェクトに追加登録する」という状態になっています。
パッケージが追加された状態であれば、エディタ起動時に内容がチェックされ、不足したファイルなどは大元のエンジンのインストールフォルダから再コピーされます。
これが、削除してもいつの間にか復元されてしまう挙動の正体です。
つまり、後からStarterContentを足したい場合、DefaultGame.ini をテキストエディタで開いて、上記の内容をコピペして再起動すればOKです。
逆に削除したい場合は、DefaultGame.ini から上記の記述を消したうえで、アセットを削除すればOKです。
StarterContentに限らず、マーケットプレイスからダウンロードして「プロジェクトに追加する」タイプのアセットパッケージは、同様の仕組みとなっています。
これを知ってしまうと、今度はStarterContentの中身を編集するのが少し怖くなってきますね...