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2023.08.30UE5UE/ 初心者向け
執筆バージョン: Unreal Engine 5.2
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皆さんこんにちは!
今回はUE5.1から追加された「Pattern」ツールの便利な機能の紹介をします!
※バージョン5.2時点ではパターンツールはまだベータ機能のため、使用にはご注意ください!
まず今回ご紹介するパターンツールについてですが、
こちらの機能はUEバージョン5.1から追加されたModeling Modeの機能で、
メッシュを特定の形状で生成し並べることが可能なツールです。
バージョン5.2時点ではまだベータ機能として出されており、
まだできることに制限がありますが、使用方法によってはとても便利な機能です!
UEバージョン5.1では主にLine(線状)、Grid(格子状)、Circle(円形状)の3種類の形に添ってメッシュを整列させることができましたが、UEバージョン5.2からは、「ジッター」という機能で上記形状に配置した上でばらけさせることができるようになりました。
さらに、UEバージョン5.2からは地面の形状に合わせてパターンを生成することが可能となりました。
上述の通りパターンツールでは3種類の形状でパターンを生成させることが可能です。
それぞれの形状でパターンを生成する際に覚えておくと便利な機能をいくつかピックアップしてご紹介します。
・Step Size:指定された間隔で生成
・Step Size:生成する間隔を指定
・Packed:指定された範囲内に生成できる数生成
個人的に今の段階のパターンツールで実用的だと感じた使用方法をいくつかご紹介します!
同じ背景を連続しておきたい場合などに、何度も複製して配置しなくても、
パターンツールを使用して一括で生成することに向いてます。
手動ではどうしても難しい円形状の配置がとても簡単に配置できます!
ジッター機能が追加されたことで、自然物を簡単にばらけさせながら配置することができるようになりました。
UEバージョン5.2段階ではまだベータ機能ということもあり、
パターンツールを使用するにあたりいくつかの注意点があります。
パターンを生成する時やパターンツールにアクセスする時に落ちることがあるので、
頻繁にセーブすることを強くお勧めします。
以前ブログにてご紹介した「CubeGrid」では編集確定後も再度編集することができましたが、
パターンツールは一度編集を確定すると再度パターンの編集を行うことができません。
(新たなメッシュ扱いとなります)
ブループリント化されたメッシュなどでパターンツールを使用した際、
メッシュのみが複製されます。
また、正常に保存されないようなので使用しないことを強くお勧めします。
以上となります!
まだ研究の余地はありそうですが、
個人的にはUE5.2から追加されたジッター機能がとても使い勝手が良さそうだと思いました。
今後のアップデートにも期待!