新年のご挨拶 2023年

新年、あけましておめでとうございます！

代表の佐々木です。旧年は取引先の皆様、そしてコミュニティの皆様には、本当にお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。本年もゲームとエンタープライズ、2種の年賀状を作成いたしました。ゲームは「Caligula2」よりキィと「ライブアライブ」よりオルステッドです。エンタープライズはVookで執筆した記事のBGを採用いたしました。

ゲーム開発事業では2022年、「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」のアップデート開発と「ライブアライブ」のリリースが大きなトピックでした。特に「ライブアライブ」では弊社過去最大のプロジェクトだったため、無事世に届けられたことを嬉しく思います。

いくつかのコンソールタイトルの開発を経て、開発チームの成長を実感いたします。次のステップが見えてきているとともに、そこに至るための課題も見えているため、一歩ずつ開発力の強化に努めます。2023年はまだ未発表なものがいくつか世に出る予定なので、ぜひご注目頂けると幸いです。

また、ゲームのパブリッシングにも力を入れた一年となりました。「Rescue ME ネット越しのカウンセラー」から始まり、「ダンジョン&バーグラー」「スペースペンギンズ」のSteam版リリース、そして「Caligula2」のSteam版・Epic Games Store版のリリースと、弊社から直接ユーザーの皆様に作品がお届けできました。ご購入いただいたみなさま、さらには感想を届けていただいたみなさま、本当にありがとうございます。現在仕込んでいるタイトルもありますので、今後も継続的にパブリッシングタイトルもお届けできるよう頑張ります。

エンタープライズ事業においては、自動車業界、放送業界、ロボット業界、建築業界など、2022年も非常に幅広い業界から30以上の案件を頂きました。先進的な取り組みの案件を数多くいただき、技術的にも面白いことを多く行わせていただきました。また、長く参加させていただいている「8K文化財プロジェクト」が日本賞のデジタルメディア部門最優秀賞を受賞するといった、嬉しい発表もありました。2023年はさらにチーム拡大を図るとともに、Unreal Engineのエンタープライズ用途が急速に拡大する中、弊社も世の中への影響力を拡大していけたらと思います。

コミュニティ・イベント周りでは、2022年は「UE5ぷちコン」や「アンリアルクエスト」をはじめとした定番イベントをお届けできました。今年も多くの方にご参加いただき、ありがとうございます。また、リアルイベントの再開は大きなニュースでした。特に11月に開催された「アンリアルフェス」は、講演、ぷちコンブース出展、アンリアルクエスト運営と、近年の集大成のようなイベントとなりました。2023年はさらなる面白いことが出来るようにチーム人員の増強を図るとともに、リアルとオンラインの両方のメリットを活かしたイベントの回し方を習得していきたいです。

2022年5月には、「ゲームメーカーズ」ブランドを立ち上げました。ゲーム開発に関する情報を今までよりも広くお届けするというのは、ずっとやりたかったことの一つだったので、実現できて嬉しいです。WEBメディア運営は新規事業のため、仕込みに1年かかりましたが、多くの方の支えもあり、想定していた以上のスタートを切ることができました。2023年は運営チームの足元を固めつつ、新たな企画を多く行えたらと思います。また、3月にはWEBメディアにとどまらず、リアルイベント「ゲームメーカーズ スクランブル」を開催します。まだまだ立ち上げ期ですが、将来的にゲームづくりを行う方々のハブ的な存在になれるよう、順々に活動の幅を広げていければと思います。

先日、2022年10月～2025年9月までの中期目標を社内で共有いたしました。目標は高いですが、着実に歩みを進めれば達成は夢ではないと思っております。

2023年は順調にいけばいくつかのタイトルがお届けできそうです。それ以外にも「そうきたか」と思っていただける展開もありそうなので。ぜひ2023年のヒストリアもご注目頂けたら幸いです。

改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023.1.1
株式会社ヒストリア
代表取締役　佐々木 瞬