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2020.08.19UE4UE/ 初心者向け

[UE4] タイトル画面をサクッと作成してみよう!

執筆バージョン: Unreal Engine 4.25

皆さんこんにちは、ぷちコンは順調でしょうか?僕は百姓を救う忙しい日々を送っています。

今回は、ぷちコンでも使える知識として、サクッとできるタイトル画面の作成方法についてご紹介します。
色々と作成方法はありますが、今回は3D背景を使用した簡単な実装をご紹介したいと思います。

■目次

①レベルを作る(背景を作る)
②ウィジェットを作る
③ウィジェットを表示する
④カメラを設定する
⑤ボタンを押したらレベル遷移するようにする
おまけ:文字に簡単なアニメーションをつける


①レベルを作る(背景を作る)

まず、Content Browserにレベルを作成します。

アセットを配置して背景を作成します。

出来上がりました。


②ウィジェットを作る

Content Browserを右クリックし、User Interface>Widget Blueprintを選択し、作成します。

作成したウィジェットをダブルクリックし、UMGの画面を開きます。

ウィジェットにTextを配置します。

タイトルを記入して、配置を整えましょう。


③ウィジェットを表示する

では、①で作成したレベルを背景に②で作成したウィジェットを表示してみましょう。
①で作成したレベルのレベルブループリントを開きます。

Event BeginPlayから引っ張って、CreateWidgetを選択。

②で作成したウィジェットを選択します。これで②で作成したウィジェットが生成されます。

生成されたウィジェットはそのままだと表示されないので、作成したWidgetをAdd to Viewportすると画面に表示されるようになります。

この状態でレベルを保存し、プレイするとウィジェットがこのように表示されます。

しかしこのままでは、Player Startが置いてある位置に背景が無いので、意図した見た目になりません。
このあとカメラを設定します。


④カメラを設定する

Place ActorからCameraをドラッグしてカメラアクターを配置し、カメラの位置を調整します。

①で作成したレベルのレベルブループリントを開き、置いたカメラをドラッグ&ドロップしてブループリントにカメラの参照を配置します。

右クリックし、Get Player Controllerをブループリントに配置。Get Player Controllerから引っ張りSet View Target with Blendを選択します。

New View Target with Blendに先ほど配置したCameraActorを繋ぎ、以下のように繋ぎます。

プレイを押すと、無事にカメラから映した背景になりました。


⑤ボタンを押したらレベル遷移するようにする

レベルブループリントを開き、指定したボタンを押したら次のレベルへ遷移する処理を書きます。
今回はSpace Barを入力したら、Stage01にレベル遷移するようにしました。

プレイし、Space Barを入力したら指定したレベルに遷移することを確認します。
これで、一連の処理が完成です!


■おまけ:文字に簡単なアニメーションをつける

タイトルのテキストをアニメーションさせてみましょう。
ウィジェットを開き、+Animationを選択しアニメーショントラックを追加します。
TimeLineの+Trackを押してアニメーションしたい対象を選択します。
今回は「ボタンを押してね」のテキストを明滅させます。
TextBlockの+を押して、Color and Opacityを選択し、Alphaの値を操作します。

UMGのEvent Graphを開き、プレイしたらアニメーションを再生するようにします。
作成したアニメーションを左からドラッグ&ドロップしてPlay Animationを選択します。
アニメーションをループ再生したいので、Num Loops to Playを0に設定します。

完成です。

 

また、今回、草を生やす為にDynamic Grass System Liteというアセットを使用しました。
こちら無料なのでぜひご活用ください。
https://unrealengine.com/marketplace/ja/product/fe0a7c01da854223bda935f111aab4f4