執筆バージョン: Unreal Engine 4.24
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今回はブループリント・マテリアルエディタ両方で使えるようになったノードの整列機能についてご紹介します。
ここ最近のUE4では、デフォルトのショートカットキーにノードを整列する機能が割り当てられています。
また、以前ではブループリントエディタだけでしか使えませんでしたが、マテリアルエディタでもノードの整列ができるようになっています。
今回はマテリアルエディタで試してみましょう。
実例
このようなノードが組まれており、きれいに整列したいとします。

まず、Emissiveにつながる線をまっすぐにしたいので上部のノードを選びQキーを押します。
Qキーは右クリック>Alignment>Straighten Connection のショートカットキーになります。

すると、直線上に整列され見やすくなりました。

これだけでも十分な気もしますが、下のノードも整列してみましょう。
ノードを選択し、Shift+Sか右クリックからAlign Bottomを選びます。

下のノードもきれいに整列され、見やすくなりました。

整列 一覧
上下左右 揃えの各ショートカットはWASDキーとShiftの組合わせと考えると覚えやすいでしょうか。
中でもStraighten Connection (Qキー)やAlign Top/Leftはよく使います。

下図を例にそれぞれの整列を試してみます。

Align Top (Shift+W)
上揃え

Align Middle (Alt+Shift+W)
中央揃え(高さ)

Align Bottom (Shift+S)
下揃え

Align Left (Shift+A)
左揃え

Align Center (Alt+Shift+S)
中央揃え

Align Right (Shift+D)
右揃え

Straighten Connection (Q)
直線つなぎ

Distribute Horizontally (Shift+H)
横を等間隔に並べる

Distribute Vertically (Shift+V)
縦を等間隔に並べる

まとめ
これらの機能を使うとノード位置の微調整が楽になり、処理の視認性が良くなります。
便利な機能ですが意外と知られていない気もしますので、是非使ってみてください。