執筆バージョン: Unreal Engine 4.20
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今回は4.20で新しく追加されたエリアライトについて、
サンプルのインテリアシーンを使ってご紹介させていただきます。
エリアライトについて
UE4.19までは、下の画像のように擬似的な方法でエリアライトを表現するしかありませんでした。
![](https://historia.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/01-300x169.png)
UE4.20からエリアライト用の新しいライト『Rect Light』が追加されました。
使用上の注意(Unreal Engine 4の2018年上半期アップデート情報まとめp93~101より)
・Forward Renderingには未対応
・Spot LightやPoint Lightに比べて処理不可が高い
・動的な影の精度が少し甘い
詳細については公式ドキュメントをお読みください。
下の画像のサンプルシーン(Realistic Rendering)を使って、試してみました。
![](https://historia.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/c16655df815cf59b03075baa5999a2bf-1024x576.jpg)
※デフォルトのシーン
元々ある窓の外からのSpot Lightは削除した下のシーンにRect Lightを配置します。
![](https://historia.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/01-1024x576.jpg)
modes>LightからRect Lightをシーンに追加します。
X軸の正方向のみに光を放射するようです。
設定は一旦ですが、下の画像のようにしました。
![](https://historia.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/029c0df654365705694155ea3dedf696.jpg)
配置したのが下記の画像です。
![](https://historia.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/02-1-1024x576.jpg)
ホワイトバランスなどを調整して、デフォルトに近づけてみました。
![](https://historia.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/62c37771092463a9cb74cd946125eacb-1024x576.jpg)
色味や明るさの調整は必要ですが、外光に使用するのに便利かなと思います。
建築シーンですと、天井などの間接照明やTVの明かりなどにも使えるかと思います。
下の画像は試しに間接照明を試した画像です。
![](https://historia.co.jp/wp/wp-content/uploads/2018/10/3a67f10cc830f791b21507e70b4cbaf8-1024x576.jpg)
今まで表現が難しかったですが、簡単に反映することができました。
他にも使い方はありそうなので、試していければと思います。